ネコちゃん診療｜堺市北区の動物病院・トリミング・ペットホテル - 新金岡動物病院

1歳未満の子猫では、生後2ヶ月から1ヶ月おきに混合ワクチンを2～3回接種する必要があります。 その後は1年に1回の接種を行う事で免疫が確実に維持されます。 生活環境や体質により、接種すべきワクチンの種類が異なりますのでご相談下さい。

動物達が蚊に刺される事によって感染し突然死する事もある怖い病気です。ワンちゃんの病気という印象が強いかもしれませんが、最近の研究では健康なネコちゃんでも10頭に1頭の割合でフィラリア症の抗体を持っていた（フィラリアに、現在もしくは過去に感染している事を意味しています）事が分かっており、注意が必要な病気です。 蚊に刺される可能性のある時期（大阪府では5月から12月）に予防薬を月に1回与える事で感染を防ぐ事が可能です。 当院の予防薬は、背中に垂らすタイプなので飲み薬が苦手な子でもストレスなく予防出来ます。

ノミ、マダニは暖かい時期になると活発に動き始め動物達に寄生し始めます。 寄生すると激しい痒みや様々な伝染病を引き起こします。 また最近では特にマダニが人に対して深刻な病気を起こす報告（重症熱性血小板減少症候群、SFTS）があり注意が必要です。お外に出かける子だけでなく人間の服などから室内に運ばれる場合もありますので室内から出ない子でも必ず予防をしましょう。 予防薬は背中に垂らすタイプ（フィラリア予防と混合もしくはノミ、マダニ単独）をご用意しております。

ネコちゃんに健康診断が必要な3つの理由

理由①人間と比較して早い速度で歳をとっています

いつまでも若々しく元気そうに見えるネコちゃんでも、7歳で人の年齢で48歳位にあたるとされています。まだまだ子猫だからと思っているうちに年齢を重ねていて少しずつ病気が始まっている事があります。

理由②本能的に体調不良を隠そうとする動物です。

ネコちゃんは元々、痛みや体調不良をご家族にも気付かれないように隠す習性があります。大きな病気があっても深刻な状態になるまで元気な素振りをしている事もめずらしくありません。いつまでも健康で長生きをしてもらう為には定期的に健康診断を実施する事で体調不良にいち早く気付き、治療を開始していく事が大切です。

理由③元気な時のデータは貴重な財産です。

検査結果で異常が見られた時に、過去の健康な時のデータと比較をする事はとても大切な事です。異常が見られ始めた時期をつかむ事で病気の重症度、その後の予測の目安となります。若いうちから蓄積した健康診断のデータは他には代える事の出来ないその子だけの大切な財産になります。